DHA EPAと冷え症について

冷え症も生理痛とならんで多くの女性が悩まされている症状です。季節に関係なく手足が冷えてツラい、ひどい場合は眠れないこともあります。こうした冷え症はどういった仕組みで起こるのでしょう。

 

人間には体温を一定に保つよう調整する仕組みが備わっています。皮膚には寒さを感じる知覚神経があり、寒さ・冷たさを感じると、その感覚を脳の一部である視床下部に送ります。
視床下部には自律神経をコントロールする中枢の役割があり、ここから体温を一定に保つように指令が出されます。自律神経は交感神経系と副交感神経系の相反する作用をもつ二つの神経系をコントロールして、血管を収縮させ血流を減少させることで熱が体外に逃げることを防ぎます。

 

  • 冷え症になる原因
  1. ストレスなどによる自律神経の乱れ
  2. きつい下着などでの締め付けによる皮膚感覚の乱れ
  3. 貧血や低血圧による血液循環の悪化
  4. 筋肉低下などによる熱量産生の低下
  5. 女性ホルモンの乱れによる血流低下

 

冷え症の解消には、ストレスをためない、衣類で身体を締め付けない、タンパク質を積極的にとり適度な運動で筋肉量を増やすなど、生活習慣を改善することも必要です。

 

冷え症を改善する薬としては、古くからビタミンEが良く知られています。ビタミンEは末梢の血行障害を改善する効果があります。その作用機序として、

 

  1. 赤血球が柔軟に変形するのを助け、細い血管の中を通りやすくして、血流を改善する
  2. 血小板が凝集して血行が悪くなるのを防ぐ
  3. LDLの酸化を防止し、血管の機能を維持する

 

などが挙げられます。

 

ビタミンEのこの作用はDHAやEPAなどのオメガ3系脂肪酸で認められる作用と全く同じであることに気付いたでしょうか。
実はビタミンEは細胞膜の中でオメガ3系脂肪酸が酸化するのを防ぎ、オメガ3系脂肪酸の働きを補助するという役割を担っています。ビタミンEの効果はオメガ3系脂肪酸の作用を助けることであり、冷え症に対するビタミンEの効果の実体は、DHAやEPAによる効果なのです。

 

冷え症に対するオメガ3系脂肪酸の効果は少数ながら検討されていて、有効性を認めています。また冷え症と関連した疾患であるレイノー症候群において末梢循環改善効果が報告されています。

 

 


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