DHA EPA の副作用

DHA EPA の副作用

DHA ・EPAに副作用はあるの?

DHA・EPAは脂質という栄養素で体内にも存在していると聞くと、副作用はないと思われがちです。DHA・EPAが効果を示す高トリグリセリド血症、認知症、うつ、アレルギー、生理痛などでは治療や症状の緩和に薬が使われますが、そうした薬にくらべて副作用が少ないのは確かです。

 

しかしDHA・EPAでも摂取量が過剰になると問題が生じます。それは出血性の副作用です。

 

DHA・EPAには血小板凝集抑制作用があります。出血の際には血小板が凝集して血栓をつくることで止血がおこなわれます。動脈硬化性の疾患では、DHA・EPAは動脈内で血栓ができることを防いで心筋梗塞などの病気を予防しますが、過量になると全身が出血傾向に傾くため大量摂取は危険です。

 

 

目安として、アメリカの基準(FDA)では1日3gまでの摂取で問題がないだろうとされています。またサプリメントとして摂取する場合は1日2gまでです。抗凝血作用のあるハーブやサプリメントを服用している人は併用で出血傾向が強まるため、専門家への相談が必要です。


 

魚の摂取でDHA・EPAを摂ろうとする場合は、魚に含まれることで問題になっている有害物質にも注意を払う必要があります。水銀、PCB、ダイオキシンです。そのため極端な摂取は好ましくないと考えられています。

 

DHA・EPAのサプリメントは、純度の高いものを除いてDHA・EPAを含んだ魚油として商品化されています。魚油を服用した場合の副作用としては、げっぷ、吐き気、軟便などの胃腸症状が報告されています。また魚に対するアレルギーがある人は、魚油の原料の魚が何かを確認するといいでしょう。

 

病院で病気の治療中の人も、注意が必要な場合があります。薬で抗凝血作用のある医薬品を服用中の人はDHA・EPAの摂取で出血傾向が強まるため、摂取には医師との相談が必要です。疾患等で出血傾向の高い人も同様です。

 

また、DHA・EPAは糖尿病の検査値や中性脂肪値、血液凝固検査などの検査値に影響を与えることがあるので、病院で検査を受ける場合には摂取の状況を伝えておくとよいでしょう。乾癬などの角化症治療薬チガソンとEPAとの併用で、作用が増強する場合があります。EPA・DHA含有魚油は、血圧をさげることがあるので、血圧降下剤を服用中の人では相乗効果が起きることがあります 。

 

合わせて読まれてます
DHAとEPAの過剰摂取で副作用はある?

DHA EPA の副作用関連ページ

DHA EPAの働きと役割
DHA・EPAの効果について詳しく掲載しています。DHA EPAの機能や効果の信頼性についても説明しています。
DHA EPA オメガ3とは
DHA・EPA・オメガ3について解説します。DHA・EPA・オメガ3を知ることでDHAとEPAの効果効能を知ることができます。
DHA EPA アラキドン酸カスケード
DHA・EPAとアラキドン酸カスケードについて解説。
DHA EPAの違いとは
DHA・EPAの効果について詳しく掲載しています。DHA EPAの機能や効果の信頼性についても説明しています。
DHA EPAが多く含まれる食品
DHA・EPAを食品から摂りたい方に、お役立ちコラムを掲載。DHA・EPAを多く含む食品、調理法の残存率などDHA・EPAを上手に摂る工夫を。
DHA EPA とりすぎはダメ?
DHA・EPAをとりすぎると考えられる症状をまとめてます。