40代になるとどうして記憶力が低下するの?

  • 記憶力の低下を意識するのは40代後半

 メールの返信を忘れていた、車をどこに駐車したか覚えていない、物をどこに置いたか忘れてしまったなど、物忘れが増えてきたと意識している人は少なくないでしょう。しかし、このような物忘れは脳の衰えによるものであり、誰にでも起こり得るものです。

 

 人間の記憶力は20代がピークであり、それから歳を重ねるごとに低下していきます。そして、その低下を強く意識するのは、40代後半を過ぎてからと言われています。これによって、学習意欲の低下なども現れてきます。特に60歳にもなると、記憶力だけではなく判断力や適応力なども衰えてきますが、これらはすべて脳の衰えによっておこるものです。

 

 ただし、年齢的な要因だけではなく、物忘れの背景には病気が潜んでいることもあります。例えば、脳梗塞などの脳の一部に異常が発生した場合の物忘れがこれに当たります。病気による物忘れの場合には、治療をせずに放置していると物忘れ以上の重篤な症状を呈することがあります。

 

  • あなたも安心できないかも?

 物忘れが激しくなっていることの表れとして、

  1. 芸能人や知人の名前をすぐに思い出せない
  2. ものを置いた場所を忘れることが多くなった
  3. 昨日や一昨日の夕飯のメニューが全部思い出せなくなった

などがあります。

 

 上で記憶力の低下を意識するのは40代後半からと書きましたが、近年では20〜30代の若い世代にも物忘れの多い人が増えています。これは、スマホやパソコンを使用することで字を書かないことが影響しているとか、そのほかにも様々な便利さの影響によるものであるといわれています。このほかにも、ワンパターンな仕事をしている人は、一見仕事で頭を使っているように思えても、実は脳の一部しか使っていないということがあります。ワンパターンな生活習慣を送っていると前頭葉が老化しやすいといわれており、記憶力だけではなく意欲や創造力の衰えにもつながります。