DHA EPA 視力

DHA EPA 視力の影響

DHA EPAは視力に影響を与えるのか

DHAとEPAとの相違点のなかでも、最も顕著なのが体内での分布状況です。DHAは脳や網膜に豊富に含まれており、DHA脳の認知学習機能を改善する作用が期待されることは既に述べました。

 

脳における脂肪酸中のDHAの割合は平均して10%程度ですが、網膜ではその比率は50%以上にのぼります。このことから、目や視力に対してDHAが何らかの影響を及ぼすことが考えられ、研究が行われてきました。

 

ヒトでの臨床研究も多数行われています。特に早産児では網膜形成が未熟なため視力障害が問題となる場合があり、早産児の視力発達とDHA摂取との関係を調べた研究報告が多数あります。

 

 

魚油入り粉ミルクの摂取で早産児の視力を改善したという報告、早産児でのDHA添加の粉ミルクの摂取は対照群にくらべて視覚的注意力に優れていたという報告などです。
さらに正常出産児でも、母乳児の方が人工乳児よりも体内のDHA量が高く、DHAを添加した人工乳児の視覚機能は母乳児のレベルまで改善することが分かっています。


 

早産児以外の年齢層でも、DHAが視力に及ぼす効果についての検討が行われています。
農林水産省食品総合研究所の行った研究では、4歳〜22歳の近視者27名にDHA含有パンを1ヵ月間毎日摂取させたところ、視力0.2以上向上したものが11名あったという結果や、高齢者15名にDHAカプセルの摂取で、10名に視力改善効果があったとする結果が得られています。
これらの結果はDHA摂取が視力に有効に作用することを示唆しています。

 

また、加齢性黄斑変性への予防効果に関する研究も盛んに行われています。加齢黄斑変性とは、加齢のため網膜の中心部である黄斑に障害が生じ、視力低下をきたす病気です。日本では近年著しく増加しており、失明原因の第4位となっています。
疫学研究では、EPA 及びDHA 摂取量が多い群で加齢黄斑変性症の発症リスクが減少することが示すものが複数あります。DHA・EPAを投与して行う対照比較研究にでもEPA 及びDHA 摂取量が多いと加齢黄斑変性症の発症リスクを下げることが認められました。

 

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